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兇人邸の殺人 [book] [今村昌弘]

sample1.jpg今村昌弘/東京創元社/お薦め度 ★★★☆

シリーズ第三弾

斑目機関、前作「魔眼の匣の殺人」で登場、の研究資料を奪取を狙う傭兵チームとともに、心霊スポットをテーマにした遊園地の中に建てられた<兇人荘>に向かう剣崎比留子と葉村譲。

斑目機関は様々な研究を行っていた。そのなかのひとつが超人研究、文字通り人間の身体能力を強化する研究だった。

物語はシリーズの御約束ごと、クローズドサークルの<兇人邸>で、驚異的な身体能力と治癒力をもつ隻腕の巨人と出くわし、何人もの死傷者をだしてしまう。

しかも剣崎はひとりはぐれてしまい、葉村からの情報をもとに安楽椅子探偵と化し、謎を解く。

シリーズ第三弾、新しい趣向を凝らそうとする努力は認めますが、隻腕の巨人の登場はわたし的にはいただけません。完結編としましょう!?



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