ナッシング・マン [book] [キャサリン・ライアン・ハワード]
キャサリン・ライアン・ハワード/新潮社/お薦め度 ★★★★
サスペンス
12歳のとき、連続殺人鬼<ナッシング・マン>に両親、妹を惨殺されたイヴ。
18年のときを経、五件の事件、身体的暴行、性的暴行、身体的および性的暴行、殺害、三人の殺害、を取り上げた犯罪実録「ナッシング・マン 生き残った者による真実を求める調査」を上梓する。
元警官でいまは警備員をしているジムは「ナッシング・マン」を手にする。自分の犯行がどう記されているのか・・・
作中作として語られる「ナッシング・マン」、それを手にするジムの描写が交互に語られる。最初から犯人が明らかにされ、作中作で経過が語られるトリッキーなプロット!?
一冊の本が犯人を追いつめる、あぶり出すサスペンス。
追伸:最後の最後にちゃぶ台返しが・・・
2024-01-23 13:23
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