グッゲンハイムの謎 [book] [シヴォーン・ダウド]
ロビン・スティーヴンス、原案シヴォーン・ダウド/東京創元社/お薦め度 ★★★★
「ロンドン・アイの謎」の続編
前作とは逆に、テッドは母と姉と一緒にグロリアおばさんとサリムの住むニューヨークへ・・・
おばさんはグッゲンハイム美術館の主任学芸員、そのコネ?で休館日にもかかわらず入館をさせてくれるという。
改装中の館内を見学中、突然白い煙が・・・火事だ!の声にテッドたちは外に避難。煙のもとは発煙筒、みんなが外に出た隙にカンディンスキーの<黒い正方形のなかに>が盗まれてしまった。最後に外に出たおばさんが犯人と疑われて逮捕されてしまう。
テッド、姉カット、いとこのサリムがタッグを組んでおばさんの無実を証明しなければと立ち上がる。前作同様、仮説をたてて、ひとつづつ潰していく。テッドの他の人とは違う能力が冴えわたる。
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