熊の皮 [book] [~'23海外編]
ジェイムズ・A・マクラフリン/早川書房/お薦め度 ★★★★
MWA賞最優秀新人賞受賞作
ターク山自然保護区の管理人ライス、過去は問わない財団に雇われ、世捨て人同然の生活を送っていた。ある日、管理区域内で胆褒を切り取られた熊の死体が発見される。胆嚢はアジアで高値で取引されている。ライスは密漁者を追うが、地元民はよそ者を見るように極めて冷ややかな態度をとる。
地元の熊猟師からライスの前任者、生物学者のサラ、が三人組?にレイプされ、未だ犯人は見つかっていないことを聞く。サラは保護区の近くに今も住み財団の連絡役としてライスとかかわっているただひとりの味方・・・
物語はすんなり進まない。地元の無法者一家、元海兵隊員、麻薬捜査局の捜査官、ライスの元彼女・・・が絡みあらぬ方向へ舵を切る。ライスの過去の因縁が世捨て人ライスに降りかかる。
自然を舞台にした物語、表現はすばらしいが、途中での寄り道が蛇足!?結末もなかなか手がこんでいるのに少々残念。でも大好きなジャンルなので次作にも期待したい。
MWA賞最優秀新人賞受賞作
ターク山自然保護区の管理人ライス、過去は問わない財団に雇われ、世捨て人同然の生活を送っていた。ある日、管理区域内で胆褒を切り取られた熊の死体が発見される。胆嚢はアジアで高値で取引されている。ライスは密漁者を追うが、地元民はよそ者を見るように極めて冷ややかな態度をとる。
地元の熊猟師からライスの前任者、生物学者のサラ、が三人組?にレイプされ、未だ犯人は見つかっていないことを聞く。サラは保護区の近くに今も住み財団の連絡役としてライスとかかわっているただひとりの味方・・・
物語はすんなり進まない。地元の無法者一家、元海兵隊員、麻薬捜査局の捜査官、ライスの元彼女・・・が絡みあらぬ方向へ舵を切る。ライスの過去の因縁が世捨て人ライスに降りかかる。
自然を舞台にした物語、表現はすばらしいが、途中での寄り道が蛇足!?結末もなかなか手がこんでいるのに少々残念。でも大好きなジャンルなので次作にも期待したい。
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