西條奈加/新潮社/お薦め度 ★★★★
シリーズ第二弾!
若手の作家が時代劇にトライしているのは、わたし的にはうれしい限りです。著者もそうですが、「バッテリー」の”あさのあつこ”も「弥勒の月」でデビュー、ふたりともこれから期待が出来そう・・・
今回のミッションはアヘン探索。アヘンとくれば潜入捜査。辰次郎、松吉がその役を勝手にかってでる。苦労の末、黒幕の正体を見たまではよかったが、脱出に一苦労。そこで真打登場、なんとも大掛かりな救出劇で一網打尽。ゴメスの面目躍如!?
すべてにおいて漫画チックだが、これをファンタジー時代劇と言うのか、読んでいてとてもたのしい一冊です。
2006/11
コメント 0