J・D・パーカー/ハーパーBOOKS/お薦め度 ★★★★
掘り出し物!?
見ざるは悪を見ない、聞かざるは悪を聞かない、言わざるは悪を言わない。三猿は万人が従うべきルール。もっと重要なのは四匹目の猿、しざる、四猿、は悪をなすなかれ。
七件の四猿事件、耳、目、舌を送りつける猟奇的殺人事件、その犯人?が余命いくばくもない癌でバスに飛び込む自殺!?
事件を追い続けるのはシカゴ市警のポーター、犯人の少年時代の日記、少女の監禁状況、三つが並行して語られる。
そのなかでも日記が本書の肝、パルプ・ノワール的な三人家族と四猿事件が最終的にどう結びつくのか!?
一気読みのサイコっぽいサスペンス、続きがありそう・・・
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