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屍人荘の殺人 [book] [今村昌弘]

sample1.jpg今村昌弘/東京創元社/お薦め度 ★★★★☆

鮎川哲也賞受賞作

明智恭介と葉村譲、二人だけのミステリ愛好会、は何とか映画研究会の夏合宿に参加させて貰おうと画策する。同じ大学の探偵少女、剣崎比留子の計らいでなんとか参加が叶い、ペンション紫湛荘へ向かう。

事件は初日の肝試しの最中に起きる。突然〇〇〇に追いかけられ命からがらペンションに戻ることができたが、明智ら3名は〇〇〇にやられてしまう。ペンションは大勢?の〇〇〇に取り囲まれた上、携帯も使えない状況になってしまう。

一夜が明け、映画研究会の部長が惨殺死体で発見される。〇〇〇に食いちぎられて・・・しかもそれは連続殺人の序章にすぎなかった・・・

密室殺人、ペンションの見取り図、映画研究会の合宿・・・本格ミステリの王道舞台!?それに〇〇〇が参入する斬新な展開!?それが最後にきれいに辻褄が合うんだから「あっぱれ!」

10月の13日に刊行されたばかりなのに、年末のベスト10総なめ!この短い期間のなかで本当に一般読者が支持したのだろうか?確かに面白いが・・・


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