死者を侮るなかれ [book] [ボストン・テラン]
ボストン・テラン/文藝春秋/お薦め度 ★★★★☆
前作「神は銃弾」はすごかった!?
前作「神は銃弾」の後、わたし的にはボストン・テラン(胡散臭そうな名前!?)の次作を読んでから、「これはすごい!」を決めたいと思っています、と・・・
わたし的には前作の方がすごい!といいたい。しかし、ミニマリズム的な文章、修飾を極力外したストレートな文章、ストイックな言い回し、暴力的な臭いは一段とパワーアップされ、少々退屈なストーリーをも凌駕する。
前作同様、ストーリーはいたってシンプル。若い頃に不運に見舞われた元保安官補が11年ののちに、その不運に陰謀がめぐらされていたことを知って、遺恨を晴らそうとする復讐劇。
しばらくボストン・テランから目が離せない!
2003.10
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