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王とサーカス [book] [米澤穂信]

sample1.jpg米澤穂信/東京創元社/お薦め度 ★★★★

最新刊

主人公の太刀洗万智は6年務めた新聞社を辞め、フリーのライターとして、月刊誌の旅行事情の取材でカトマンズを訪れる。そこで事件は発生する。ネパール国王をはじめ親族8人が皇太子により射殺される・・・

ショッキングな事件にもかかわらず、政府は沈黙を守る。いらつく市民が王宮を取り囲み警官隊と一発触発の様相を呈す。

千載一遇のチャンス?とばかり万智は取材に奔走する。そんな折、宿の女主人から王宮に使える准尉を紹介され、指定の場所に赴く万智、そこは廃墟と化したクラブ跡だった。

しかし、准尉の取材から殺人事件の手掛かりは得られなかったばかりか、准尉が死体で発見される。

王宮での殺人事件と准尉殺害事件がリンクしながら進むのかと思いきや、准尉の殺人事件を追う万智・・・

「満願」が良かっただけに期待しちゃいました。ジャーナリズム云々という余分なものが入り、ちょっと期待はずれな一冊!?


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