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自白 [book] [ジョン・グリシャム]

sample1.jpgジョン・グリシャム/新潮社/お薦め度 ★★★★

冤罪事件

脳腫瘍で余命いくばくもない男が牧師のもとを訪れる。自分は9年前に強姦殺人を犯し、身代わりとして若者が囚われている、と。牧師が調べてみると死刑執行まで4日しかないことがわかる。

冤罪を晴らさんがため奔走する弁護士、見知らぬ男を車に乗せ、弁護士のもとへ旅立つ牧師。

タイムリミット・サスペンスかと思いきや、物語は急展開。

冤罪と死刑の問題を真正面から捉えてはいるが、グリシャムの「ある思想」が勝ち過ぎて物語としては平凡なものになってしまった。「思想」をリーガル・サスペンスにたくすべきじゃなかった!?


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