奥泉光/講談社/お薦め度 ★★★★
音楽ミステリー
JAZZプレーヤーである作者が、シューマンを批評しながら、シューマンの曲を解釈しながら殺人事件が起きるというプロット。
捻りのきいた?奇想な?結末はなかなかのものだが、シューマンの批評、音楽の解釈に耐えられるかが一番のポイント!?
シューマンの音楽に傾倒していく天才ピアニスト・永嶺修人。偶然に音楽室から聞こえる修人の演奏、それが終わると同時に悲鳴が聞こえ、女子高生が殺害される。未解決のまま30年が経ち、指を切断した修人の演奏を聴いたという手紙が舞い込む。
2010年、「このミス・・・」国内篇第5位の「幻想小説」。
2012-10-27 12:40
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