無罪 [book] [スコット・トゥロー]
スコット・トゥロー/文藝春秋/お薦め度 ★★★★☆
「推定無罪」から24年
州上訴裁判所主席判事、60歳、ラスティ・サビッチ。24年前、地方検事局のNo.2だった当時、検事補殺しで無罪を勝ち取った(前回の「推定無罪」)。
妻・バーバラの変死。警察への通報まで丸一日の空白が・・・
これをめぐり、検事局のトップ、トミー・モルト、部下のジム・ブラウンはラスティを訴追する。因縁の対決、24年前に屈辱的な敗北を味わった、が再現される。
ラスティの不倫(懲りない男)、離婚相談、服用を誤ると死を招く処方薬・・・情況証拠はラスティに厳しいものであった。
ラスティの弁護を務めるサンディ・スターンと娘・マルタ、衝撃の真実が待ち受ける裁判の行方は如何に!?
本年度ベスト3間違いなしの一冊。
タグ:リーガルサスペンス
コメント 0