ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 [book] [スティーグ・ラーソン&ダヴィッド・ラーゲルクラン]
スティーグ・ラーソン/早川書房/お薦め度 ★★★★★
ミステリー三部作、第一部
ザッツ・エンターテインメント!?
スウェーデン発のミステリー。スウェーデン発といえば、最近ヴァランダー警部・シリーズのヘニング・マンケルが絶好調。
主人公はふたり、ミカエル・ブルムクヴィストとリスベット・サランデル。ミカエルは月刊誌「ミレニアム」の発行責任者であり記者。リスベットはフリーの調査員。副題のドラゴン・タトゥーの女でもある。
名誉毀損の裁判に敗訴したミカエルに、ヴァンゲル・グループの前会長・ヘンリック・ヴァンゲルから孤島で起きた少女誘拐事件、ヘンリックの兄の孫娘、を再調査してほしいという依頼がくる。
ふとしたことからミカエルはリスベットの存在を知ることに。いつしかふたりで富豪一族の暗部に切り込んでいた。
リスベットの型破りな人物設定、いたるところにあらわれるスウェーデンらしさ・・・どれをとってもエンターテインメントな物語。
三部作の第一部としては上々の立ち上がり!
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