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ウォリス家の殺人 [book] [D・M・ディヴァイン]

sample6.jpgD・M・ディヴァイン/東京創元社/お薦め度 ★★★★ 

前作「悪魔はすぐそこに」は◎

前作同様に、主人公は大学講師、歴史学者、が事件に巻き込まれる物語。

作家で主人公の幼馴染の邸宅に招かれたモーリス、幼馴染のジョフリーの憔悴ぶりに驚く。妻と娘のたっての願いで館で休暇を過ごすことを決心する。

すべてを解決すると言い残し兄を訪ねたジョフリーが死体となった発見されるや、モーリスは事件の渦中に。

しゃかりきに事件を解決するのではなく、ゆっくり田舎で休暇を過ごすなかで、事件関係者になってしまったという流れが本小説の特徴!?ジョフリーの家族、娘の婚約者、秘書、出版社社長、スコットランドヤードの刑事配し、物語は進む。

科学捜査があるわけでもなし、クラシックな探偵小説、まったりした空気が心地いい一冊!?


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