四十七人目の男 [book] [~'23海外編]
スティーヴン・ハンター/扶桑社/お薦め度 ★★★
ボブ・リー・スワガー・シリーズ!?
伝説のスナイパー、ボブ・リー・スワガー、60歳を目の前に隠居生活中。そんな彼を現役復帰?させたのは硫黄島戦での軍刀。
その軍刀を携え日本に降り立ったスワガー、無事に軍刀を持ち主の矢野に手渡し、これでお役ごめんのはずだった・・・
矢野一家が惨殺されたことにより、スワガーの復讐劇が始まる。そこまでスワガーを駆り立たたものは、硫黄島で戦った矢野の父とスワガーの父アールの関係だった。
銃を日本刀に持ち替えての大立ち回りの始まり始まり・・・大の日本通のステーヴン・ハンターだが、どうも日本的なものを集めすぎたようだ。軍刀が「忠臣蔵」に関係していたり、四十七士になぞらえてスワガーを四十七人目の男にしたりと・・・痛快活劇仕立てだが、シリーズを知っているファンとしてはちょっと寂しい。
シリーズ番外編として読んでもらったりいいでしょう!?
タグ:ミステリー
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