貴志裕介/角川書店/お薦め度 ★★★★
密室殺人事件を題材にした連作短編集
貴志裕介らしくない一冊
密室殺人事件弁護士?青砥純子と防犯コンサルタント?榎本径のふたりによる連作短編集。
作風は奥田英朗の「イン・ザ・プール」「町長選挙」を彷彿させるユーモア・ミステリー。タランチュラの話があったり、将棋の話があったりと、なかなか多彩な趣味がおありのようで・・・
著者はじめての密室ミステリー「硝子のハンマー」、四年の歳月をかけた、に登場した青砥と榎木、登場人物は同じだが、本書の方が肩の力が抜けた作品になっている。
2008-04-11 12:13
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