影絵の騎士 [book] [大沢在昌]
大沢在昌/集英社/お薦め度 ★★★
ついつい辛くなってしまう・・・
近未来、スラム化した東京、そこから切り離された人口島、そこは日本版ハリウッドのムービー・アイランド、テレビ番組を通じての連続殺人事件が横行、高い視聴率、人気のレポーター・・・世間の注目を集める。そんな人口島へ探偵がひとり乗り込む。
イントロはあらたな主人公が作り出され、期待感が高まるかに思えたが、実はそうではないようだ。近未来の設定が胡散臭さを消してしまい、毒のない、平凡なエンタテイメントにしてしまった。
ファン故についつい辛口になってしまう。ここのところスランプ気味の大沢在昌でありますが諦めず待ちます。会心の一打を!
2007-09-17 10:20
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