ジウⅡ[book]

誉田哲也/中央公論新社/お薦め度★★★

完結編と思いきや、この夏にもう一冊刊行されるんだそうです。これはずるいや！
というわけで少々中だるみの感あり。完結編に期待しましょうかな・・・

前作の事件で負傷しながらも実行犯・竹内の取り調べを続ける東警部補と門倉美咲巡査、嘯く竹内。

「秩序は、今もここにある。ただ、実際に新しい秩序を展開した世界というものがどういうなるのかは、やってみないとわから部分も多い。だから案ずることはない。今はまだ、それよりもっともっと前の段階だからな」
「・・・新世界が展開される前に、この旧世界には、一体なのが起こる」
「言えないよ」
更なる大事件を暗示させる供述。

一方の伊崎基子巡査は交換条件として特進をはたし、SATから所轄へ異動となる。その背後にジウの陰が見え隠れすることになろうとは・・・

続きは第三弾へ！やっぱりずるいや！