石に刻まれた時間 [book] [ロバート・ゴダード]
ロバート・ゴダード/東京創元社/お薦め度★★★
読者はロバート・ゴダードの名前で本書を手にするはず。昨年刊行の「今ふたたびの海(上・下)」の評判はよかったし・・・しかし、今回は残念の一言!?
事故で妻を亡くした主人公を義妹と親友の夫婦が新居に誘ってくれた。その新居は第一次世界大戦前に建てられた異様な形状の石造りの家―アザウェイズ。主人公はまもなく、奇妙な夢に悩まされることになる。夢と現実が交錯する世界、義妹との親密な関係、アザウェイズの奇異な歴史・・・
材料はしっかり揃っているのに、いまいち乗り切れない。何がそうさせるのだろうか?
夢と現実が交錯するプロットがゴダード風ではないということか!?わたし的には三ツ星しかつけられない・・・あなたの評価はどうでしょう。
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