警告 [book] [マイクル・コナリー]
マイクル・コナリー/講談社/お薦め度 ★★★★
ジャック・マカヴォイ・シリーズ第三弾
消費者問題を扱うニュース・サイトの記者、元ロサンジェルス・タイムズの記者、ジャック・マカヴォイはロス市警の刑事の訪問を受け、殺人事件についての聴取をされる。
被害者の女性は一年前、マカヴォイが一夜を共にした相手だった。死因は環椎後頭関節脱臼・・・記者魂に火がつき事件を調べ始めたところ、同じような死因をもつ事件がいくつかあることが判明。被害者たちはある会社に自分のDNA鑑定を依頼している共通点があった。
かつての恋人、元FBI捜査官レイチェル・ウォリングを巻き込んで犯人を追いつめるという趣向・・・
DNAビジネスに内在する危険性をマカヴォイとレイチェルに追わせる意欲作!?
最後にマカヴォイからレイチェルへ大胆な提案、次作の布石、がなされる。
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