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娘を呑んだ道 [book] [~'23海外編]

sample1.jpgスティーナ・ジャクソン/小学館/お薦め度 ★★★★

ガラスの鍵賞

三年前に失踪した娘、リナ、を探し求め続ける父、高校の数学教師を片手間?に、レレ。

白夜の季節に村に引っ越してきた母娘、シリヤとメイヤ、母が男を変えるたびに転々としてきたが、これほど北の地にきたことはなかった。

レレとメイヤの物語が寒村の風景、森と湖、同様、淡々と語られる。

自責の念に苛まれる、バス停まで娘を送って行った数分の間にリナは消えた、レレ。母親から離れ新しい生活を渇望するメイヤ・・・その夏、ひとりの少女、娘のリナにそっくりな、がまた消えた。

第二部では二つの物語に新たな物語が加わり、レレ、メイヤの物語が大きく動き出す。

淡々と流れるスリラーとスウェーデンの自然が相まった北欧ミステリーならではの作品。

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