道尾秀介/文藝春秋/お薦め度 ★★★★
本格ミステリ!?
第一章、死んだのは誰?第二章、なぜ死んだの?第三章、罪は誰のもの?終章、わかった?
三つの章で起きた事件の伏線を最終章で順番に拾っていく本格ミステリ仕立て!?
それにしても第一章から三章まですべて中途半端な結末、少々フラストレーションのたまる展開、我慢に我慢を重ね終章へ。確かにはっきりしない伏線を拾っていくのだが、完璧に拾いきれていない。今村昌弘(「屍人荘の殺人」、「魔眼の匣の殺人」)の方がなんぼかいい!
評判が高かった、「王様のブランチ」、だけに少々残念・・・
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