数字を一つ思い浮かべろ [book] [~'23海外編]
ジョン・ヴァードン/文藝春秋/お薦め度 ★★★★☆
本格ミステリ+警察小説
「1から1000までのうちから、数字を一つ思い浮かべろ」と書かれた封書がとどく、受取人が思い浮かべた数字は658、小さな封筒には「おまえが選ぶ数字はわかっていた。658だ」。
受取人はスピリチュアル団体を運営するメレリー、いくばくかの金の要求に応じたメレリーのもとに脅迫めいた手紙が次々に届く。身の危険を感じたメレリーは大学時代の友人ガーニー、伝説の元刑事、に助けを求める。
渋々、それに応じるガーニーの前で犯人は第二の数字当てを行って見せた上、メレリーを殺す。すべてが大仕掛けなマジックのような謎に満ちた現場の足跡、散乱する証拠品・・・
地方検事から捜査に加わるよう要請されるガーニー、そんな最中、新たな事件が新たな謎を生み、やがて連続殺人?の様相を呈してくるが、共通点を見いだせぬまま捜査を続けるガーニー。
ちりばめられた伏線を丁寧に拾っていく本格ミステリ、最後の最後に用意されたドンデン返し、どれをとっても秀逸なミステリーだ!
追伸:今年のベスト10入り間違いなしの一冊!?
本格ミステリ+警察小説
「1から1000までのうちから、数字を一つ思い浮かべろ」と書かれた封書がとどく、受取人が思い浮かべた数字は658、小さな封筒には「おまえが選ぶ数字はわかっていた。658だ」。
受取人はスピリチュアル団体を運営するメレリー、いくばくかの金の要求に応じたメレリーのもとに脅迫めいた手紙が次々に届く。身の危険を感じたメレリーは大学時代の友人ガーニー、伝説の元刑事、に助けを求める。
渋々、それに応じるガーニーの前で犯人は第二の数字当てを行って見せた上、メレリーを殺す。すべてが大仕掛けなマジックのような謎に満ちた現場の足跡、散乱する証拠品・・・
地方検事から捜査に加わるよう要請されるガーニー、そんな最中、新たな事件が新たな謎を生み、やがて連続殺人?の様相を呈してくるが、共通点を見いだせぬまま捜査を続けるガーニー。
ちりばめられた伏線を丁寧に拾っていく本格ミステリ、最後の最後に用意されたドンデン返し、どれをとっても秀逸なミステリーだ!
追伸:今年のベスト10入り間違いなしの一冊!?
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