ルート66 [book] [キャロル・オコンネル]
キャロル・オコンネンル/東京創元社/お薦め度 ★★★★☆
キャシー・マロリー・シリーズ第九弾
物語はいきなり、マロリーの部屋から女の死体。部屋の主はどこにもいない。マロリーが殺したのか!?
マロリーは自分が生まれる前に書かれた実父の手紙をなぞる旅に出ていた。それは「ルート66」をなぞる旅でもあった。
マロリーの旅はなんの旅かというのは徐々に明らかになるが、その前に「ルート66」上で起きた連続殺人事件に出くわすことになる。
クレジットカードの履歴をもとにマロリーのあとを追う相棒のライカー、それに加わるチャールズ、行方不明の子供を持つ親の大集団、事件を追うFBI捜査官、シカゴ市警の警察官らが絡み連続殺人事件は混迷の度を増す。
マロリーは被害者集団の子供を守り、犯人をあげることが出来るのか?また「ルート66」の旅の目的は達成することが出来たのか?
長らくくすぶっていたマロリーの自分探しが明らかになる待望の一冊!
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