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大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ③ [book] [山本巧次]

sample1.jpg山本巧次/宝島社/お薦め度 ★★★★

 
シリーズ第三弾

千両富くじが世間を騒がせている中、立て続けに蔵破りが起こる。鮮やか錠前破りの手口から七年前に八軒の蔵破りをして姿をくらました「疾風の文蔵」の仕業と色めき立つ同心の伝三郎たち・・・

おゆうは長屋の女房から厄介事、行方知れずの金物細工師の亭主探し、頼まれる。

その一方で返上した十手を再び授けられ、蔵破りの探索に加わるおゆう。

現代に持ち帰り宇田川のラボで調べてもらうものは、血のついた手ぬぐい、盗賊たちの黒装束、錠前・・・江戸で足と知恵を使った捜索と現代の科学捜査が相まった真実とは!?

いつもエピローグで発せられる伝三郎の独りごとは今回も健在。それに加え探索に加わった茂三から祖母、お澄、の江戸での様子、祖母も現代と江戸を行き来していた、が語られる件にほっこり。

エンジン全開のシリーズ第三弾!


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