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サマータイム・ブルース [book] [サラ・パレツキー]

sample1.jpgサラ・パレツキー/早川書房/★★★★

V・I・ウォーショースキー・シリーズ第一弾

1982年刊行、女探偵シリーズ、未読のシリーズでした。

Vはヴィクトリア、Iはインフィゲネイト、一族はポーランド人、彼女はポーランドとイタリアとユダヤの血を受けついでいる。警官だった父、娘をオペラ歌手にしたかった母も今はこの世にいない。バツイチ・・・

舞台はシカゴ、銀行の専務と名乗る男がヴィクを訪ね、息子の恋人が消息不明なので探して欲しいという依頼を受ける。早速調査に乗り出すヴィク、探し当てたのは銃弾を撃ち込まれた息子の死体だった。

依頼主は銀行の専務とはまったくの別人!偽名を使った男は国際労組の委員長、消息不明の女は委員長の娘。

暗黒街のボスからこれ以上この件に首を突っ込まないように暴力をうけ、脅しをかけられるヴィクだったが、そう簡単には事件から降りるわけにはいかない。

事件の裏に潜む大きな闇とは?

最新刊「セプテンバー・ラプソディ」はシリーズ十六作目の長寿シリーズ。


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