パインズ [book] [~'23海外編]
ブレイク・クラウチ/早川書房/お薦め度 ★★★☆
美しい地獄!?
人口650人の小さな町、パインズ、その名の通り松の森に囲まれた、で交通事故に遭い同僚を亡くしてしまったシークレットサービスのイーサン・バーク捜査官。
イーサンは一命を取りとめ、目を醒ましたのは病院。消息を絶ったの同僚2名の捜索中だった・・・
サイフ、携帯、身分証明書・・・私物の所在がわからず、シークレットサービス、自宅への電話も通じない。事故の後遺症がイーサンを襲い、記憶の一部が飛んでしまっていた。
病院を抜け出し、保安官、住民に助けを求めるが、イーサンの頭の中は混乱するばかり。町の外へ脱出を試みるが、出口が見つからない。どこかで見たような、どこかで読んだような展開!?
週刊文春の「ミステリーレビュー」ではちょっと甘く「★★★★1/2」。確かに不可思議なと言う意味ではミステリーだが、ジャンル的な意味合いのミステリーではない。いつも文春を参考にさせてもらっているが今回は「?」だったかな。
コメント 0