諸田玲子/毎日新聞社/お薦め度 ★★★★
歴史時代作家クラブ賞受賞作
表題の通り、48人目の忠臣、その名は「きよ」。
二部構成、前半部分は討ち入りまでを「きよ」、磯貝十郎佐衛門を支えた女、の視点で進む忠臣蔵。
後半部分は「きよ」から「喜世」として大奥にあがり、六代目将軍徳川家宣の側室、七代目徳川家継の生母、「月光院」、として浅野家再興に尽力する後日談。なんともサービス満点な物語。
きよを含めた女たちすべてが「48人目の忠臣」であったというのが本筋だが、月光院にこだわった、我田引水な結末はどうなんでしょうか!?
2012-07-01 15:23
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
共通テーマ:本
コメント 0