ドン・ウィンズロウ/早川書房/お薦め度 ★★★★
最新刊
日本→中国→ヴェトナムを巡る冒険活劇。それも発刊、即、翻訳。
ドン・ウィンズロウと言えばニール・ケアリー・シリーズ。最近では「犬の力」、「フランキー・マシーンの冬」など前者とは趣を異にする作品が好評を博している。本書は久々にニール・ケアリー・シリーズを彷彿させる活劇仕立ての一冊。
「シブミ」/トレヴェニアン(早川書房)の前日譚とは恐れ入谷の鬼子母神。よほど著者がほれ込んだ原作なのだろう。近々手にしてみたい。
とにかくノンストップで愉しめる物語だが、上下巻にする必要はなかったはず。出版社の都合を読者に押し付けてはいけない。
2011-08-15 09:06
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