真夏の方程式 [book] [東野圭吾]
東野圭吾/文藝春秋/お薦め度 ★★★★
ガリレオシリーズ
週刊文春の書評では高評価、読んでいるうちに、そうだ文藝春秋だから当たり前と気づく始末・・・
湯川博士が電車のなかで、少年・恭平のキッズ携帯をアルミホイルで包む出会いのシーンから物語は始まる。恭平を預かる民宿「緑岩荘」を営む叔父、伯母、いとこの成実。
「海底鉱物資源の開発」説明会で出会う湯川と成実。湯川は開発会社から依頼され、成実は地元の美しい海を守るために・・・事件はそんななか、民宿に泊まっていた元刑事が殺される。事故死とみせかけた一酸化炭素中毒死。
なぜか桜田門・捜一の、草薙、内海薫が絡むフルキャスト。湯川が導き出した結論は如何に?
まさに円熟期を迎えた著者、巧いですね。でも、もっと大胆な結末でもよかったかも!?
コメント 0