連城三紀彦/角川春樹事務所/お薦め度 ★★★★
2008年度、最後の最後に・・・
もう少し刊行が早ければ、間違いなくベスト10入りしていた一冊・・・
誘拐事件なんですが、犯人側からは身代金の要求はないし、なにが目的なのか不明のまま話が進む。誘拐された幼児の家族、母親、元夫、元夫の愛人、妻の父・・・にもそれぞれ秘密があるようで。
三部構成。一部が事件のあらまし、二部が事件の舞台裏、三部が後日談。一味違う誘拐事件に仕上がっているのですが、もう一捻りしてもらうともっと良かったのに・・・
大御所の直木賞作家のようですが、はじめて手にしました。日々これ新たなりでしょうか!?
2009-02-18 10:08
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
共通テーマ:本
コメント 0