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使命と魂のリミット [book] [東野圭吾]

東野圭吾/新潮社/お薦め度 ★★★★ 

医学サスペンスに挑む圭吾!

父親の死をきっかけに医師を目指す友紀、その大学病院に舞い込む脅迫状、術中に亡くなった父親の執刀医、友紀の指導教官でもある、と母親の関係が縦と横に絡み合いながら物語は進む。

手術室という閉鎖されて空間、神のみぞ知る手術による生と死、脅迫状のタイムリミット・・・材料はそろっているのに何かが足りない!?

全体的に淡白な展開?強烈な個性を持つ「悪人」がひとりいたら・・・どろどろした「怨念」がもっと強かったら・・・どうなっていたのだろうか?

かっこよくまとまってしまった一冊かも!?


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