東野圭吾/新潮社/お薦め度 ★★★★
医学サスペンスに挑む圭吾!
父親の死をきっかけに医師を目指す友紀、その大学病院に舞い込む脅迫状、術中に亡くなった父親の執刀医、友紀の指導教官でもある、と母親の関係が縦と横に絡み合いながら物語は進む。
手術室という閉鎖されて空間、神のみぞ知る手術による生と死、脅迫状のタイムリミット・・・材料はそろっているのに何かが足りない!?
全体的に淡白な展開?強烈な個性を持つ「悪人」がひとりいたら・・・どろどろした「怨念」がもっと強かったら・・・どうなっていたのだろうか?
かっこよくまとまってしまった一冊かも!?
2007-05-13 18:23
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
共通テーマ:本
コメント 0