12番目のカード [book] [ジェフリー・ディーヴァー]
ジェフリー・ディーヴァー/文藝春秋/お薦め度★★★★
リンカーン・ライム・シリーズ第六弾!
ジェフリー・ディーヴァーもついに歴史ミステリーに挑戦!?
事件の中心人物は16歳、11年生のジェニーヴァ、何者かに博物館で襲われる。単なる強姦未遂事件にあらず、執拗にジェニーヴァは付け狙われる。
ライム、サックスらは事件の動機が強姦目的以外にあることに気づく。そこにはジェニーヴァの祖先、140年前の解放奴隷チャールズ・シングルトンが大きくかかわっていた。
強かに生きるジェニーヴァ、140年前の証拠を暴きだそうとするライムたち、筆跡鑑定家のキンケイドもチョイ役で登場させ、事件解決にまっしぐら・・・
本作品は時限的なものがないだけに、140年前のこと、ライムとサックスは「おっとり刀」の体、ファンにとっては少々じれったい一冊かも・・・?
追伸:「獣たちの庭園」に続く歴史ミステリー!?
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