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手紙と秘密 [book] [~'23海外編]

キャロリン・G・ハート/早川書房/お薦め度★★★★★

アガサ賞最優秀長編賞受賞作

アガサ賞を象徴する作品!? 徴兵で男手がいなくなり、<ガゼット>紙の記者として働くことが叶う、十三歳のグレッチェン。学校と祖母の食堂を手伝いながら新米新聞記者として。 グレチェンの友人バーブの母親が殺され、行方をくらました父親が容疑者として指名手配される。事件の前、両親が喧嘩をしていることが判明、父は母が町のバーでダンスに興じ、誰かと不倫関係にあると疑っていたようだ。 グレチェンはバーブの母親が誤解されていると知り、関係者から話を聞きだして行く。 十三歳の少女探偵の活躍、バーブの告白、年老いたグレチェンの心境を絡めながら物語は進む。事件は一件落着の様相を呈し、グレチェンは母親のもとへ旅立つ。 老境のふたり、グレチェンとバーブ、の再会。後日談の中で明かされるバーブの持つ手紙と秘密、それにより明らかになる驚愕の真実! 「夜明けのメージー」/ジャクリーン・ウィンスピア/早川書房を彷彿させる「さわやかミステリー」。わたし的には上位ランキング間違いなしの一冊!


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