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ジウ [book] [~'23 国内編]

誉田哲也/中央公論新社/お薦め度★★★★

大沢在昌・「天使」シリーズの神埼アスカを彷彿させる、好対照なふたりの女主人公、門倉美咲と伊崎基子。

女優顔負けの泣きの演技、カンヌ・グランプリ級の、から”カンヌ”のあだ名される美咲。高校時代、レスリング、柔道で名をはせ、その身体能力から後に女性初のSAT隊員になる基子。ともに特殊犯捜査課二係、通称特二の巡査。

杉並人質籠城事件の犯人逮捕で恥ずかしい姿をタブロイド誌にリークされ、特二から杉並署へ左遷?させられる美咲。一方、籠城犯逮捕で活躍をみせた基子はSATの試験を受けることになる。お互い別々の道を歩くことになるふたりが「利憲くん誘拐事件」をきっかけに再会をはたす。

籠城犯が誘拐事件の一味だと判明したことから、事件は一挙に誘拐事件へ切り替わる。美咲は誘拐事件で黒星をきっした、東警部補の部下として捜査に加わる。一味は五人、主犯は日本生まれの中国人、”ジウ”!?

基子が美咲と再会する件は読んでいただくとして、帯に、シリーズ第二弾、3月刊行予定、と。ならば本書が上巻で第二弾が下巻なのか?しっかりプロモーションされたシリーズということのようだ。

”ジウ”の行方やいかに!?


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