嘘は校舎のいたるところに [book] [~'23海外編]
ハリエット・タイス/早川書房/お薦め度 ★★★★
サスペンスなのだが!?
一方的に夫に追い出される形でアメリカからイギリスに移住してきたセイディと娘のロビン。母の遺言でロビンをセイディの嫌っていた母校に編入させることで幾ばくかのお金がおりるようになっていた。
刑事専門の法廷弁護士だったセイディ。何とか生計を維持するため親友の事務弁護士の計らいで補助弁護士の職を得る・・・
学校では新入りのセイディに対してPTA会長をはじめ取り巻きがプレッシャー?をかける。ロビンはロビンで仲間はずれにされ孤立する。
一方、補助弁護士の仕事は、教師が性犯罪者として教え子から告発された裁判の証拠集め。
学校、家庭内で奮闘するセイディとロビン、裁判の補助で勘を取り戻すセイディ。少しづつ好転したかに見えた公私だったが・・・
閉鎖的な学校を舞台にしたありがちな?サスペンス。
2022-12-02 15:21
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