ブルックリンの死 [book] [~'23海外編]
アリッサ・コール/早川書房/お薦め度 ★★★★
エドガー賞最優秀ペーパーバック賞受賞
離婚して実家のあるブルックリンに戻ったシドニー、黒人女性、は変貌する地元、都市再開発、富裕層、のブロック・パーティの催しで<褐色砂岩>の邸宅めぐりを企画する・・・
調査の手伝いに名乗りを上げたのは向かいの家に越して来たセオ、白人の男性、恋人?のキムと同居。
図書館で、近所の住民に、地元の<褐色砂岩>の邸宅について調べ、聞くうちに、親しい、古くからの住人が突然姿を消し、連絡が取れないことに気づく。何かおかしいことが起きているのだろうか!?
言葉にするとこういうことなのだが、文章を読み進むのが少々辛い前半。そこを我慢すれば、最優秀ペーパーバック賞の恩恵に預かれるはず。
都市再開発の陰謀を描いたスリラーなのだが、結末は「荒野の七人」、シドニーとセオ、的な西部劇?が待っている。前半と後半のギャップがエドガー賞なのか!?
タグ:最優秀ペーパーバック賞
コメント 0