狼たちの城 [book] [~'23海外編]
アレックス・ベール/扶桑社/お薦め度 ★★★★
スパイ小説!?
ユダヤ人古書店主イザーク、一家がポーランドに移送されると聞き、頼ったのは元恋人でレジスタンスに関わっていると聞くクララ、彼女が用意した新しい身分はゲシュタポ特別捜査官アドルフ・ヴァイスマン。
アドルフ・ヴァイスマンの任務は城内で起きた女優殺人事件の捜査、イザークはその役を演じきるため、ゲシュタポの心臓部へ向かわざるを得なかった。
素人スパイはその役を演じ切れるのか?クララが用意した身分は何のため?本物のヴァイスマンは?ゲシュタポの動きは?レジスタンスは何を画策しているか?
様々な謎がもつれ合い、真実が明らかになっていく・・・最後の捻りもいい!
一気読みのスパイ・冒険小説。
コメント 0