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検事長ゲイツの犯罪 [book] [~'23海外編]

sample64.JPGシェルドン・シーゲル/講談社/お薦め度 ★★★★☆

ドリームチーム弁護団。シリーズ第二弾!

依頼人は現職の地区検事長ゲイツ。前作、「ドリームチーム弁護団」では、同僚の無実をはらすため刑事弁護士と地区検事として戦ったふたり。今回は立場を同じくして戦うとは・・・

カリフォルニア州の司法長官選挙に立候補中のゲイツ。選挙対策会議で遅くなり、そのままホテルに泊まることにした。朝、目が覚めてみたら、部屋に死体があったと、拘置所からわたし宛に電話が入る。

こんな素晴らしい朝に、どうして「法と秩序くん」と話さなければならないんだ?依頼人は大手法律事務所からわたしを追い出した張本人だし、この二年間は喧嘩が絶えなかった・・・

死体は窒息死。顔は灰色のガムテープで覆われ、ベッドの支柱に手錠で手足を繋がれていた。ちなみに「女性」ではない。

ここでドリームチーム弁護団のおでまし!わたしことマイケル・デーリー。わたしの元妻であり弁護士のロージー。わたしに失恋を味わわせてくれた最初の女性であり弁護士のキャロリン。そして、わたしの弟でもあり、私立探偵のピート。

次から次に出てくる証拠は、「法と秩序くん」に相応しくないものばかり。ベッドに縛り付けられた娼婦の写真、「ハスラー」・・・しかも、娼婦がテレビ番組で告白した日にはなんともはや・・・

果たしてドリームチーム弁護団は勝利を獲得することができるのか!?

グリシャムを超えたシーゲル!?リーガルサスペンスファン必読の一冊!

2002/06



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