聖女の毒杯 [book] [~'23 国内編]
井上真偽/講談社/お薦め度 ★★★★
シリーズ第二弾
結婚式の最中、同じ盃を回し飲みした八人のうち三人+犬が毒殺される。盃の順番は花婿→花嫁→花婿父→花婿母→花婿上妹→花婿下妹→花嫁父→花嫁叔母、亡くなったのは花婿、花婿父、花嫁父の男だけ・・・
たまたま結婚式の現場に居合わせたいた青髪の探偵、上苙丞の元弟子八ツ星聯が謎解きに挑む。元中国黒社会の幹部で上苙に多額の金を貸している美人のフーリンがそれに付き合う・・・
次々に繰り出される推理と論理的否定に少々辟易、途中から上苙も加わり、誰が見ても無謀としか思えない探究、犯人が犯人でない論理的否定も登場、の果てに、突然、真犯人が名乗り出る!?
一体数多の無謀な探究は何だったのだろうか?型破りな展開に唖然!
追伸:シリーズ第一弾「その可能性はすでに考えた」は2016年版「このミス・・・」国内編14位。
コメント 0