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〇〇〇〇〇〇〇〇殺人事件 [book] [~'23 国内編]

sample5.jpg早坂吝/講談社/お薦め度 ★★★★

メフィスト賞受賞作

週刊文春の「ミステリーレビュー」の一文「騙されたと思って」にひかれ手にした一冊。

小笠原諸島、父島から少し離れた孤島、再従兄弟島、で行われるオフ会、今年で4回目。参加者は8名、孤島の所有者の黒沼夫婦、夫は交通事故で仮面をかぶる、区役所職員・沖、大学院生・渚、医者・浅井、弁護士・中条、フリーライター・浅井。それに初参加のフリーターの恋人?・らいち。

孤島についた翌朝、黒沼夫人と浅井が失踪?唯一の交通手段のクルーザーも見当たらない。さらにフリーラーターの浅井が洞窟で死体で発見される。

変わり映えのしない「孤島もの」と思いきや、ラスト30頁の何でもありの謎解きに仰天!騙された甲斐がありました!

追伸:表題の〇の中に入る「ことわざ」には大笑い・・・


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