人魚姫 [book] [カミラ・レックバリ]
カミラ・レックバリ/集英社/お薦め度 ★★★★
エリカ&パトリック事件簿シリーズ第六弾
出勤途中の夫が行方不明になったと相談を受けるパトリック。一方、エリカは友人のクリスチャンが「人魚」で作家デビュー、出版記念パーティの最中、脅迫状を受け取る。
三ヶ月後、行方不明の男が氷の中から見つかる。死体にはナイフでやられた痕が・・・
それに続いて、クリスチャンの知り合いの妻が亡くなる。夫は癌ではなく殺された、と。夫も脅迫状を受け取っていた。
エリカはクリスチャンを助けようと奔走するが、なにひとつクリスチャンのことを知らないことに気づく。妻もまわりの人間も・・・
現在と過去が交互に語られながら物語は進む。いつしかエリカとパトリックの捜査?は交差する。
エリカとパトリックの間には「秘密保護法」なんて存在しない。双子を身ごもり、娘を育て、事件を追うエリカの力強さが目立つ本書!
タグ:北欧ミステリー
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