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ザ・ポエット [book] [マイクル・コナリー]

sample1.jpgマイクル・コナリー/扶桑社/お薦め度 ★★★★☆

ジャック・マカヴォイ/レイチェル・ウォリング・シリーズ第一弾

最新刊「スケアクロウ」より断然いい!?

兄ショーン、デンヴァー市警の殺人課刑事、の自殺を告げられる双子の弟ジャック、デンヴァーの新聞記者、自殺の原因は未解決事件を苦にし、精神科へ通っていたことだと。

一端は兄の死を受け入れたものの、自殺原因が本当に未解決事件だったのか調べを進める。そんな折、警察官の自殺で検察していくと兄と同様な事件がいくつか浮かびあがってきた。自殺現場にエドガー・アラン・ポウの詩の一節が残されたいたことから、犯人は<ザ・ポエット>詩人と呼ばれることになる。

単独捜査から事件を記事にしないことを条件にFBIの捜査に同行するジャック。事件の担当責任者はレイチェル、別れた夫の捜査官も加わり、不穏な空気がチーム内に漂う。

コンピューターを電話回線につなぐ時代だが、最後の最後に大ドンデン返しがあり、たっぷり愉しめる一冊!


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