セバスチャン・フィツェック/早川書房/お薦め度 ★★★★
曲者!
「参りました」という落ちと「もう一度ページをめくり直す」落ち、本書は後者
母親を殺し、子供を誘拐。制限時間内に父親が子供を探し出せなければ子供を殺す。しかも左目をえぐり取り・・・犯人は「目の収集人」と呼ばれる。
犯人を追うのは元警察官の新聞記者、ツォルバッハと盲目の物理療法士、アリーナ。
頁だてがエピローグ、最終章から始まり、プロローグ、序章で終わる。真逆の構成。レッドソックスのウエイクフィールド投手(今年引退)のような曲球。最後に犯人は明らかになるのだが、もう一度第一章を読み返すことになる。
犯人のルールは父親が子供を探し出すこと・・・
2012-06-20 08:36
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