高田郁/角川春樹事務所/お薦め度 ★★★★
「みをつくし料理帖」第七弾
前作では小野寺家、小松原のもとへ嫁ぐため、武家奉公、旗本の養女・・・そこまで段取りがなされていたが、澪のこころは揺れ動く。想いびとと添う幸せと料理人として生きる幸せの狭間で・・・
決して交わることのないふたつの道、澪の心星は料理人。その気持ちを受け入れた小松原の大きな度量、泣けるぜ!
澪の女ごころは落ち着きはしない。更に澪を襲う禍の数々・・・
シリーズ第二作「花散らしの雨」の「雲外蒼天」、曇った空の先には必ず青い空が見える、を胸に刻む澪。
第八弾は来年の刊行らしい。しばらく続きを読めないのが残念。
2012-03-17 08:41
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