ピーター・キング/東京創元社/お薦め度 ★★★★
辻馬車探偵事件簿
舞台は19世紀、ヴィクトリア朝ロンドン、シャーロック・ホームズの時代ですね。主人公は辻馬車の御者・ネッド、洞察力に長けた、なんでも首を突っ込むおせっかい屋さん。ネッドが乗せた乗客が降りた途端に姿を消した。次に合ったのは警察の死体安置所。
次々に起こる事件、仲間の御者の逮捕、教会から盗まれた燭台、地下鉄の工事現場で起こる不思議な現象、対立する犯罪い組織・・・それに続く新たな殺人事件、なんともおてんこ盛りな展開!?
近代化への移行期、辻馬車と地下鉄、御者と労働組合、をサラリとした筆使いでさばいた歴史ミステリー。
追伸:邦題に異議あり!
2011-03-26 12:31
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