アラン・ブラッドリー/東京創元社/お薦め度 ★★★★
アガサ賞最優秀処女長編賞受賞作
アガサ賞らしい科学好きな少女探偵の活躍を描いた一冊
勝気な三姉妹の末っ子、フレーヴィア、11歳が主人公。切手収集家の父親の冤罪を晴らすため孤軍奮闘するさまを描いたシリーズ第一作。
この手のシリーズは主人公のキャラが大きな要素を占める。科学、特に毒薬に強いという設定がおもしろい。姉にいたずらしたり、殺人に使われた毒を特定したり、主人公の才能がいかんなく発揮されている。
今月、シリーズ第二弾「人形遣いと絞首台」が刊行予定。
アガサ賞にふさわしい「ほのぼのミステリー」!?
2010-12-04 09:56
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