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謀略法廷 [book] [ジョン・グリシャム]

sample1.jpgジョン・グリシャム/新潮社/お薦め度 ★★★★ 

久々の法廷ものと思いきや・・・

大企業、クレイン化学による環境汚染、夫と息子を亡くした未亡人の民事裁判で、ペイトン夫妻・原告側弁護士は莫大な賠償金を勝ち取る。

しかし、トルドー・グループの社主は賠償金をびた一文払うつもりはなかった。最高裁へ上訴するための策を弄し始める。

その策とは、最高裁判官選挙でこちらの立てた候補を当選させ、判決を5対4にして勝利するというもの。まさに表題の通りの「謀略法廷」。そのための選挙コンサルタント、資金も用意された。

物語は選挙戦を中心に展開され、まんまと新候補が当選する。上訴の判決はこれでトルドー・グループの勝利か!?

さぞかし捻りのきいた結末がまっているのだとうと期待しましたが・・・


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