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検死審問 ふたたび[book] [~'23海外編]

sample7.jpgパーシヴァル・ワイルド/東京創元社/お薦め度 ★★★★ 

1942年の作に脱帽!?

検死審問とは、英米法国における司法制度で、人が死亡した場合(特に不自然死の場合)に、検死官 がその死因等を調査するための、原則として公開で行われる審問手続。

1942年の作なのに全然古さを感じさせない本書。

検死官・スローム、検死陪審長・イングリスらの軽妙洒脱、抱腹絶倒なやり取り。イングリスによる少々うるさいト書き。独特の台詞まわし。ユーモア・ミステリーとしての要素をすべて備えている。

今回の審問は焼死した作家の一件。果たしていかなる評決が下されるのかお楽しみに!


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