パーシヴァル・ワイルド/東京創元社/お薦め度 ★★★★
1942年の作に脱帽!?
検死審問とは、英米法国における司法制度で、人が死亡した場合(特に不自然死の場合)に、検死官 がその死因等を調査するための、原則として公開で行われる審問手続。
1942年の作なのに全然古さを感じさせない本書。
検死官・スローム、検死陪審長・イングリスらの軽妙洒脱、抱腹絶倒なやり取り。イングリスによる少々うるさいト書き。独特の台詞まわし。ユーモア・ミステリーとしての要素をすべて備えている。
今回の審問は焼死した作家の一件。果たしていかなる評決が下されるのかお楽しみに!
2009-04-21 09:52
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