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独白するユニバーサル横メルカトル [book] [~'23 国内編]

平山夢明/光文社/お薦め度★★★??

本年度、「このミス・・・」が選んだ国内篇No.1!

No.1にしては読者を選ぶ作品!

わたし的には、「Ωの聖餐」がお薦め!?
ヤクザに監禁された体重400キロ超の腐った象を彷彿させる男。その食べ物とは人間の死体、ヤクザが処理を請け負った・・・いろんな人間の脳を喰うことで無限大に知識を蓄えていく物語。

そういえば大沢在昌の「Kの日々」にも死体処理業者が登場していたが同じ職業なのにすべてにおいて対照的。

本年度の国内篇ミステリーはひと言でいうと「不作」!週間文春のNo.1は宮部みゆきの「名もなき毒」、これも芸がない!

そうなると個人的趣味嗜好でわたしは、完結篇としての出来ばえに敬意をはらって「禿鷹狩り」一票!


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